タロット道実践研究会

松村潔先生提唱のタロット道を実践・研究します

立方体の六方向の壁を描く(実践編1)

実際に、立方体の六方向の壁を描いた方々をご紹介したいと思います。

5月5日宇宙意識養成学校で誘導をさせて頂いたのですが、まずは立方体の六面を見てもらい、その中の1枚を絵に描いてもらいました。その時の様子を書いた記事はこちらから ↓

最初に六方向の壁がどういうものかを見てもらうことを目的とし、どこがどのアーキタイプを示しているという説明はあえてしませんでした。ユングアーキタイプ(元型)の6つは、グレートマザー(母性)やオールドワイズマン(父性)、アニマ(女性性)、アニムス(男性性)、ペルソナ、シャドウというように、人の形として現れることが多いのですが、講座では前後左右上下という場所にだけ誘導したせいか、描かれた絵はそれらを象徴する色や形となりました。

もしグレートマザーを描いてくださいと言っていたら、もっと違うものになっていた可能性もあります。それはそれで面白いかもしれないので、やってみて違いなどを比較してみるといいかもしれません。

講座終了後に他の面も完成させた方が多かったです。不思議ですが、なんだか描きたくなってしまうようです。

こちらの方もそんなお一人です。

Oさんのブログから許可を頂き転載しました。 

ガイドの方の誘導に従い自らを立方体の中に置き、前後左右そして上下の壁を順番に見ていくと、一人で行った時とは、また違うビジョンになっていくのが面白い。パスワーク中は紙にそれぞれの面で見えたものを走り書きで記録し、六面全て見た後に特に印象に残った面をパステルやクレヨンで画用紙に描き出す。
 
その後、同じ机の方同士で内容をシェア。
 
絵を見た瞬間、視界全面に拡がる半透明のつやつやした桜餅が描かれている様に僕には見えたKさん。初対面の方に「この絵、美味しそうですね。」とは言い出せず、解説を聞いていると、描かれたのは食べ物のビジョンと知り少し驚きました。更に驚いたのはKさんはパスワーク中に味見をしてみた点。甘くて美味しかったそうですが、なんと、ビジョンは味見できるよう。
 
脚が生えたUFOのような金色の何かが、風の谷のナウシカに登場する巨神兵のように地上を破壊し蹂躙しており、それが歩いた後には炎が続いている。そんなホラーな絵を描いたYさん。しかし、「金色の何か」が何故かかわいい。そのかわいさと、ホラーな内容のギャップが面白い。
 
自分のビジョンでも味見体験と、蹂躙キャラの召喚は、ビジョンのバリエーションが増えそうなのでチャレンジしてみたいと思えました。
 
僕の方はというと、立方体の背面だけでは飽き足らず、前面もイラスト化、すると立方体の全体像も見てみたくなり、次の日には残りの面も気になるので結局六面イラスト化してました。

 

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ザリガニは蹂躙キャラではないよう。どちらも食当たりになりそうな色なので味見は控えてます。ハサミの部分だけが面から飛び出していました。人によっては面と面の繋ぎ目や、線の交点にも変化が現れるよう。
まずは、この立方体を使って講習会の復習をすることにします。

向かい合わせの二面は陰陽の二極を表すものであると前にも書きましたが、絵でもちゃんとそのような対になっているのが面白いと思いました。

それから、「なんと、ビジョンは味見できるよう。」とあります。6面の話とは関係ないですが、ビジョンで見たものを食べると、見えない世界の方の自分が強まってくるという話を以前講座で松村先生からお伺いしました。現実世界を強めたい方や、妊婦さんなどはしない方が良いかと思います。

 

実践編は続きます。